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ヴェローナ散歩

  • 執筆者の写真: atsux.
    atsux.
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:23 時間前



「散歩道」ブログにようこそ。

今回はヴェローナについて書きます。



歴史と美が息づく街


ミラノからはレッジョナーレ(R)の列車で2時間です。わたしはフィレンツェからFlixバスを使ったので3時間ほどかかりました。大きな荷物があるときは多少時間がかかってもバスが便利であるように感じました。


北イタリアに位置するヴェローナは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台として世界的に知られる、ロマンチックでお洒落な街です。ローマ時代からの豊かな歴史と芸術が融合し、訪れる人々を魅了し続けています。ローマ時代のアリーナやローマ劇場は現在も立派に機能し、人々に親しまれています。

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イタリアは石畳の道が普通で、慣れないうちは歩きにくく感じることが多いです。ヴェローナも石畳が主ですが、大理石の産地ということもあり、主たる商店街は立派な大理石が敷き詰められていて、スーツケースの移動も比較的簡単でした。散歩をしていて本当に楽しく感じる街です。

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街を抱きしめるアディジェ川


ヴェローナの街並みをさらに美しくしているのが、街を蛇行しながら流れるアディジェ川です。この川はイタリアで2番目に長い川で、古くからヴェローナの歴史と人々の暮らしに深く関わってきました。川沿いの歩道を歩けば、中世の趣が残る家々や、水面に映る街の景色を堪能できます。特に夕暮れ時や早朝には、空と川が織りなす幻想的な光景に心を奪われるでしょう。川は水運など実利的恩恵をもたらしてくれるだけでなく、訪れる人の心を浄化する不思議な力をもっているように感じます。

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歴史の橋、ピエトロ橋


アディジェ川に架かる数多くの橋の中でも、最も古く、そして最も美しいのがピエトロ橋です。ピエトロは石を意味します。ローマ時代に建設されたこの橋は、ヴェローナの歴史を静かに見守り続けてきました。しかし、第二次世界大戦中に破壊され、現在の橋はオリジナルの資材を再利用して忠実に再建されたものです。

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この橋の上からは、アディジェ川の雄大な流れと、カラフルな建物が並ぶヴェローナの街並みを一望でき、絶好の撮影スポットとなっています。


ヴェローナを訪れた際は、ぜひこのピエトロ橋を渡り、古き良き街の歴史と、目の前に広がる息をのむような景色を全身で感じてみてください。


それではまたブログでお会いしましょう。




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