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馬と午:2026年の午年について

  • 執筆者の写真: atsux.
    atsux.
  • 1月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月15日

馬の象形文字と午年の意味


「馬」は、動物としてのウマを描いた象形文字です。私たちが動物の「うま」を表す時は、普通この字を使います。しかし、「2026年は午年です」と書く時は「午」の字を使います。この「午」は、もともと「杵(きね)」の形を描いた象形文字だと言われています。つまり、「午」の字は本来、動物の「ウマ」とは直接的な関係がありませんでした。


十二支は、古代中国で時刻や方角を表すために用いられた記号です(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)。これに後世になって、動物が割り当てられました。「午」という記号には、動物の「ウマ」が当てはめられました。現在でも正午(真昼の12時)や午前・午後のように、時刻を示す際にこの「午」が使われているのはそのためです。


馬のことわざ


「馬」は古くから人間にとって、大切な移動手段であり、農作業のパートナーであり、武力の象徴でもありました。そのため、馬にまつわることわざが世界中に数多く存在します。今回は、日常会話でもよく使われる「馬にまつわることわざ」を、その意味や背景とともにいくつか見ていきましょう。


人間万事塞翁が馬


このことわざは、中国の古い話が由来です。以下のような話があります。


国境の砦の近くに住むお年寄りの飼っていた馬が、ある時いなくなってしまいました。大変残念に思っていると、やがて、その馬が素晴らしい馬を連れて帰ってきました。乗馬が好きな息子は喜んでその馬に乗っていましたが、不運にも、太ももの骨を折る怪我を負ってしまいました。その後、十人中九人が亡くなるような戦乱が起こりました。怪我のため足が不自由だった子は戦乱で命を落とすことをまぬがれ、翁とともに生きながらえることができました。


このことわざは、人生の幸福や不幸は予測できないものであり、安易に喜んだり悲しんだりすべきではないということを表しています。


瓢箪から駒


「駒」は小馬のことです。瓢箪から小馬が出てくるという、あり得ないマジックのような状況を指します。思いもよらないところから、思いもよらない結果が出ること。また、冗談で言ったことが現実になってしまうことを言う時に使います。


馬の耳に念仏


いくら意見を言っても、相手が聞き流すだけで何の効き目もないことを表します。馬は賢い動物ですが、その一方で、「話を聞いていない」というイメージで使われることもあります。「豚に真珠」「猫に小判」と同じニュアンスです。


馬耳東風


人の批評や意見に耳を傾けず、聞き流すことを表します。春風(東風)が吹いても馬には何かを感じる様子が見受けられないことから来ています。


馬が合う


乗馬において、馬と乗り手の呼吸がぴったり合う状態から転じました。友人関係や仕事のパートナーに対してよく使われます。気が合うことや、意気投合することを表します。


竹馬の友


竹で作った遊具である竹馬に乗って一緒に遊んだ幼なじみのことです。


馬と人間の関係


馬にまつわることわざを見ると、昔から人々は馬と身近に接し、その習性をよく観察していたことがわかります。現在では、馬を生活圏内で見かけることはほとんどなくなりましたが、かつては、馬と人間の生活が切っても切れない関係にあったことをことわざの表現から推測することができます。


馬は、私たちの文化や歴史に深く根付いています。これからも、馬に関する知識やことわざを大切にしていきたいものです。



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