調布・布多天神社・・・ゲゲゲの鬼太郎と水木しげる先生に会える所
- atsux.
- 5月26日
- 読了時間: 3分
更新日:6月30日
【「日本語オンラインクラス散歩道」ブログ 25.5-⑩】
こんにちは!「散歩道blog]へようこそ!
今回は、日本を代表する妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」(GeGeGe no Kitarō)の生みの親、水木しげる(MIZUKI Shigeru)先生ゆかりの地にやってまいりました。
【天神通り商店街】
調布駅のほど近く、旧甲州街道から布多天神社へと続く天神通り商店街は、鬼太郎や妖怪たちのモニュメントが点在し、まるで妖怪の世界に迷い込んだかのような感覚になれる商店街です。





鬼太郎茶屋ではソフトクリームなどのテイクアウトができるほか、店内には鬼太郎グッズがいっぱい並んでいます。

【布多天神社と水木しげる先生の深いつながり】
いろいろな店を見ながら天神商店街を歩いてゆくと、交通量の多い甲州街道にぶつかります。その甲州街道を渡って50mほど行ったところに布多天神社があります。
布多天神社は、今から約1940年前に創建された歴史ある神社で、少名毘古那神(スクナヒコノカミ)と菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)を祀(まつ)っています。


水木先生は長年、調布市に住まわれ、この地で作品の構想を練り、独特の妖怪ワールドを生み出しました。毎年お正月には、この布多天神社へ初詣に訪れていたそうです。
「ゲゲゲの鬼太郎」の中では、布多天神社の裏手の森に鬼太郎の家があることになっています。そのためか、布多天神社を訪れると、水木先生の妖怪の世界をより身近に感じることができるような気がします。
【鎮守の森】
境内には樹齢数百年の木々が枝をのびやかに広げています。木に囲まれた境内にいると、木々の放つエネルギーを感じとり、眠っていた魂が敏感さを取り戻すような不思議な感覚を味わいます。
周囲の木々を見渡すと、妖怪たちが好みそうな木の洞(ほら)やサルノコシカケがありました。


鎮守の森では、残念ながら朽ちて倒れてしまう木もあります。しかし、森は更新を繰り返しながら、何百年先までも、社殿や人々の生活を見守っていってくれることでしょう。

今回、神域である鬼太郎の森に立ち入ることはできず、距離を置いて眺めるだけでした。しかし、森の奥には精霊のようなものが住んでいて、何かこちらに優しく語りかけてくるような、そんな気がしてなりませんでした。


【季節ごとのイベント】
布多天神社では、妖怪にちなんだイベントや、水木しげる先生を偲ぶ企画が開催されることもあります。訪れる前に神社の公式サイトなどをチェックしてみるのがおすすめです。
このブログ記事が、天神通り商店街や布多天神社、そして、水木先生の作品への興味をさらに深めるきっかけとなれば幸いです。
水木先生の故郷は鳥取県境港市ですが、そこにある「水木しげるロード」も、妖怪体験ができる場所として有名です。いつか境港市も訪れてみたいと思っています。
それでは次回またお会いしましょう。
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